〜内容紹介〜
捨て子だった俺、ルビィ・ブラッドを拾ってくれたレイテ・アンドリューは、不死の呪いを受けて一千年の時を生きる偉大なる魔法使い。
超絶美形で桁外れの魔力を持っているけれど、意地悪で根性腐れなんだな。
そんな先生と二人きりで暮らす城に、女の子が訪れた。
何でも、先生に捧げられた生贄だって言う。
「えっ? 先生。人間を食べちゃうんですか?」
「不死の呪いなんて嘘ですよ。僕は乙女の生き血を吸って、長生きして来たのです」
「……………………」
「冗談ですから、帰ってきなさい」
この物語は、世間から激しく誤解された魔法使いが健気に生きる日々をつづったお話です。
〜登場人物紹介〜
レイテ・アンドリュー (永遠の二十歳)
一千年の時を生きる偉大な魔法使い。銀髪に水色の瞳の超絶美形。でも、性格は根性腐れ?
ルビィ・ブラッド (十七歳)
レイテに拾われた捨て子。十七年間、レイテと二人きりで暮らしてきたため、世間一般常識とかけ離れたところを爆走中。赤毛に赤い瞳。
グレース (二十歳)
レイテが利用しているフラリスの街の自警団の若き団長。皆には「若頭」と呼ばれている。熱血漢で悪事を許せない。レイテに弟子入り志望。茶髪に茶色の瞳の長身の青年。
黒の青年 (?)
何故か、魔法使いを目の敵にし、レイテを憎む。漆黒の髪に黒色の瞳の超絶美形。
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