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願いが星に届くなら

〜内容紹介〜

フォレスト王国の騎士団は軍隊というより、警察組織としての役割を求められていた。
宮廷騎士団<<五色の旗>>の青色部隊副隊長、クレイン・ディックは任務中、暴漢に襲われ片腕を失った。
騎士を続けるのは不可能と、引退を決めて田舎に引っ込んだ彼は雑貨屋を始めた。
でも、元騎士ということで、彼のところには厄介ごとが持ち込まれる。
その日の朝も、また。



〜登場人物紹介〜

・ クレイン・ディック (三十一歳)
砂色の髪、薄紫色の瞳。元、フォレスト王国宮廷騎士団<<五色の旗>>青色部隊副隊長。
現在、エイーナの町で雑貨屋を営む店主。
人の名前を覚えるのが苦手で適当な呼び名をつけるのが癖。普段は何事においても泰然としている。
起抜けは人格が変わるほど、寝ぼけている。

・ アレフ・アドレイズ (二十四歳)
薄茶色の髪、明るい緑色の瞳。エイーナの町の治安管理官。
少し落ち着きのない、お人好しの青年。
クレインがつけた呼び名は「管理人さん」

・ ドリィ・フラスコ (十九歳)
茶色の髪、茶色の瞳。クレインの店の従業員。
純朴な少年。
クレインがつけた呼び名は「一号」

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