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〜内容紹介〜


婚約者ユリウス王子のために、花嫁衣装を着る日を夢見ていた帝国皇女フィオレンティーナ。だが、ユリウスを憎む一人の男の憎悪が穏やかな日常を破壊し、帝国は滅びた。
「――お前を奴の元には逝かせない」
殉じることも許されぬまま極寒の王国へ連れて行かれた皇女は、王位を簒奪した男の妃として迎えられることに……。









〜登場人物紹介〜 
アーキオーニス大陸主要三国
[カナーリオ帝国] [シュヴァーン王国] [ヴァローナ王国]

☆  フィオレンティーナ 
カナーリオ帝国皇女。蜂蜜色の髪、翡翠の瞳。
婚約者であるユリウスを一途に愛そうと、心に誓っていた。
★  ディートハルト
ユリウスの従兄。漆黒の髪、蒼色の瞳。
髪の色を除けば、ユリウスと瓜二つの容姿。冷酷で傍若無人。
★  ユリウス 
シュヴァーン王国第一王子。白銀の髪、蒼色の瞳。
フィオレンティーナの婚約者で、エスターテ城の捕囚。温和な青年。
★  リカルド 
カナーリオ帝国皇太子。フィオレンティーナの兄。砂色の髪、翡翠の瞳。
妹を溺愛している。
★  アーネリオ 
カナーリオ帝国皇帝。フィオレンティーナとリカルドの父。
平和主義者。
★  フェリクス 
ディートハルトの幼馴染み。アルベルトの従兄。薄茶色の髪、琥珀色の瞳。
野心家で皮肉屋。シュヴァーンの宰相。
★  アルベルト 
ディートハルトの幼馴染み。フェリクスの従弟。赤色の髪、水色の瞳。
気心が知れた相手にはお節介になる、直情型の軍人。
☆  ジュリア 
エスターテ城に勤めていた侍女。茶色の髪、栗色の瞳。
皇族への忠義に厚い。
★  レオニード 
ヴァローナ国王。ディートハルトの伯父。漆黒の髪、漆黒の瞳。

 


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