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キオクの棘 

内容紹介 (原稿用紙換算88枚)

夏の日、喫茶店「ベガ」で、仲違いしている親子の存在を知った日向は、誤解の原因を考える。そこに存在したのは、思いやりがすれ違った悲しい記憶。
                   

登場人物紹介

結城 日向 (ゆうき ひなた)
少し夢みがちな十八歳の浪人生。ネコ(犬)の飼い主。
誰に対しても気軽に接することが出来る、明朗快活な青年。

ネコ
捨てられていたところを日向に拾われた犬。飼い主である日向を敬愛している。人間の言葉を理解しているが、悲しいかな、犬なので言葉が通じることはない。

星野 天河 (ほしの てんが)
日向の幼馴染み。口が悪く、無愛想だが、兄孝行な勤労学生。
菓子作りが得意。

星野 満天 (ほしの みそら)
天河の兄。喫茶店「ベガ」のマスター。長身で愛想が良い。
料理が得意。

水鳥 (みどり)
朱音 (あかね)
喫茶店「ベガ」にやって来た双子の女性客。


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